rbenvのインストール

なにやら,rvmよりも扱いやすいrubyのバージョン管理ツール『rbenv』なるものがあるようです.
ちょっとインストールしてみました.

環境

rvmのアンインストール

rvmと競合するおそれがあるみたいなので,サクっとアンインストールします.

$ rvm implode

アンインストールが終わったら,.bashrcや.zshrcに書かれている設定を消してください.
私は,.rvmrcも残っていたので,それも削除しました.

rbenv のインストール

rbenvのインストールです.
Homebrewからインストールできるようです.
ruby-buildも必要みたいなので一緒にインストールして下さい.

$ brew install rbenv
$ brew install ruby-build

パスを通す

このままでは,rbenvというコマンドが使えないのでパスを通します.
使っているシェルの設定ファイル(.bashrcや.zshrcなど)に下記を追加します.

export PATH=$HOME/.rbenv/bin:$PATH
eval "$(rbenv init -)"

source では設定が反映されないみたいなので,ターミナルを再起動してください.

  • rbenvでRubyをインストール

rbenv install をしようとしたらgccがないと怒られました.
Lionさんからgccを扱わなくなったためですね,

$ rbenv install 1.9.0-p0

ERROR: This package must be compiled with GCC, and we
couldn't find a suitable `gcc' binary on your system.
Please install GCC and try again.

As of version 4.2, Xcode is LLVM-only and no longer
includes GCC. You can install GCC with these binary
packages on Mac OS X:

https://github.com/kennethreitz/osx-gcc-installer/downloads

BUILD FAILED

メッセージに書いてあるとおり,
https://github.com/kennethreitz/osx-gcc-installer/downloads からGCCのパッケージをダウンロードして,インストールしてください.

再度,インストールとデフォルト指定します.

$ rbenv install 1.9.3-p0
$ rbenv global 1.9.3-p0
$ rbenv rehash

確認

$ which ruby
/Users/ユーザ名/.rbenv/shims/ruby

となっていれば上手く設定ができてます.


さて,rvmと比べてどうだろうか?