rbenvのインストール
なにやら,rvmよりも扱いやすいrubyのバージョン管理ツール『rbenv』なるものがあるようです.
ちょっとインストールしてみました.
環境
- Mac OS X 10.7.2 Lion
- Homebrew 0.8.1
rvmのアンインストール
rvmと競合するおそれがあるみたいなので,サクっとアンインストールします.
$ rvm implode
アンインストールが終わったら,.bashrcや.zshrcに書かれている設定を消してください.
私は,.rvmrcも残っていたので,それも削除しました.
rbenv のインストール
rbenvのインストールです.
Homebrewからインストールできるようです.
ruby-buildも必要みたいなので一緒にインストールして下さい.
$ brew install rbenv $ brew install ruby-build
パスを通す
このままでは,rbenvというコマンドが使えないのでパスを通します.
使っているシェルの設定ファイル(.bashrcや.zshrcなど)に下記を追加します.
export PATH=$HOME/.rbenv/bin:$PATH eval "$(rbenv init -)"
source では設定が反映されないみたいなので,ターミナルを再起動してください.
- rbenvでRubyをインストール
rbenv install をしようとしたらgccがないと怒られました.
Lionさんからgccを扱わなくなったためですね,
$ rbenv install 1.9.0-p0 ERROR: This package must be compiled with GCC, and we couldn't find a suitable `gcc' binary on your system. Please install GCC and try again. As of version 4.2, Xcode is LLVM-only and no longer includes GCC. You can install GCC with these binary packages on Mac OS X: https://github.com/kennethreitz/osx-gcc-installer/downloads BUILD FAILED
メッセージに書いてあるとおり,
https://github.com/kennethreitz/osx-gcc-installer/downloads からGCCのパッケージをダウンロードして,インストールしてください.
再度,インストールとデフォルト指定します.
$ rbenv install 1.9.3-p0 $ rbenv global 1.9.3-p0 $ rbenv rehash
確認
$ which ruby
/Users/ユーザ名/.rbenv/shims/ruby
となっていれば上手く設定ができてます.
さて,rvmと比べてどうだろうか?