■【Mac】【Growl】【Mercuria】Growl1.3 のインストール

Growl1.3 は App Stor でインストールできますよ!(ただし有料)



・・・ではなくて。

Growl1.3 自体はオープンソースということで、自分でビルドすることが出来れば無料でインストールが出来るらしいです。

DiaryException - [Mac]Growl 1.3をビルドしてインストールする 参照



というわけで、自分もレッツチャレンジ!!




MacBookAir 環境

Lion 10.7.2

Xcode 4.2




1.Grow1.3 のソースを手に入れる

http://code.google.com/p/growl/source/checkout に入手方法が書いてありました。

どうやら、 Mercurial というバージョン管理ツールを使わないとダウンロードできないみたいです。

・・・これ以上、新しいものをインストールしたくなかったのですがしょうがない。

インストールされていないことを確認。(パスが出てきた人はココは飛ばしてください。)

(Merurial は hg コマンドを使用します)


$ which hg

hg not found


homebrew とかでインストールできないだろうかと探してみる。


$ homebrew search Mercurial

Install Mercurial with pip:



easy_install pip && pip install Mercurial



Or easy_install:



easy_install Mercurial

easy_install でインストールできるらしいですね。

その前に、easy_install ってなんだ??



easy_install :Rubyのgemにあたるコマンドで、パッケージ管理システムからPythonの モジュールを自動で検索してインストールやアップデートしてくれるツール。

引用 http://morchin.sakura.ne.jp/effective_python/easy_install.html
だそうです。

自分は、Pthon 関係をインストールした覚えはないのですが入っていました。(easy_install がない方は各自で)


$ which easy_install

/usr/bin/easy_install


easy_install を使い、Mercurial をインストール。


$ sudo easy_install Mercurial

$ which hg

/usr/local/bin/hg


growl のソースをダウンロード。

ソースを置いておくディレクトリに移動しておくことをおすすめします。

結構、時間がかかるので気長に待ちましょう。「waring」と結構言われますが、気にしない。


$ cd xxx

$ hg clone https://code.google.com/p/growl/




2.ソースのビルド準備

ソースがダウンロードできたら、growl というディレクトリができます。

growl ディレクトリの generatehgRevision.sh の11行目を次のように変更します。


# HEADPATH=”$BUILT_PRODUCTS_DIR/include/hgRevision.h”

HEADPATH=”./include/hgRevision.h”


generateHgRevision.shを実行


$ sh generateHgRevision.sh # もしくは ./generateHgRevision.sh


GrowlVersion.h の7行目を変更します。


#include "include/hgRevision.h"






3.ソースのビルド

XcodeGrowl.xcodeproj を開きます。

まず、ビルドターゲットを Growl.app にセットします。

text


Project: Growl の Code Signing Identity を Don't Code Sign にセットします。




Targets:Growl.app も同様に・・・




ビルド開始。

・・・エラーが出た。

GrowlApplicationController.m の #import "HgRevision.h" の部分で HgRevision.h が見つけられないようです。

ビルドを成功させたいだけなので、絶対パスで HgRevision.h を指定する。


#import "/Users/shiori/Documents/git/growl/include/HgRevision.h"

再ビルド。

・・・よし!通った!!

Procucts の下に、 Growl.app があると思うので、右クリックで Show in Finder で Finder を開きます。

Growl.app をアプリケーションのディレクトリに移動させます。




4. 古い Growl のアンインストール

growl のソースディレクトリに Release/Uninstall があるのでクリックしてアンインストールしましょう。




5. Growl の設定

アプリケーションディレクトリにある Growl.app をクリックして設定をしてください。



これで Growl1.3 が使えるようになったよ!!